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オムロン、京都府向日市の桂川事業所内に研究開発拠点「パワーエレクトロニクスセンタ(仮)」新設 カーボンニュートラル実現へパワエレ領域を強化

オムロンは、2025年10月に新たな研究開発拠点「パワーエレクトロニクスセンタ(仮)」を京都府向日市の桂川事業所内に新設する。
パワーエレクトロニクスは、太陽光発電用パワーコンディショナーや蓄電池システム、工場の自動化に不可欠な電源やサーボドライブなど、多くの成長事業を支えるコア技術と位置付けられている。新設する「パワーエレクトロニクスセンタ(仮)」では、次世代デバイスの活用による機器の小型化・高効率化や、再生可能エネルギー普及のためのエネルギー制御技術など、研究開発から商品開発までを一気通貫かつ事業横断で行う。新拠点をグループ全体のCoE(Center of Excellence)として機能させ、事業成長とカーボンニュートラルの実現に貢献していく。
新拠点は、「技術・知財本部 パワーエレクトロニクスセンタ(仮)」とし、フロア面積は約1000平方メートル。 2025年10月1日のオープンを予定している。
また、カーボンニュートラル実現に向けた技術力強化に向け、新拠点設立を含め、パワーエレクトロニクス領域に対し2025年度からの3年間で約50億円を追加投資し、100名規模のエンジニアを採用することで技術開発力を向上させ、2030年には関連事業で2000億円の売上を目指す。

https://www.omron.com/jp/ja/news/2025/05/c0512-1.html

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