
日東工業は、グループ会社の大洋電機製作所製のインバータ起動盤「TGD-Vシリーズ」を発売した。
同製品は、モータやファンをインバータなど汎用負荷を制御し、省エネ運転による電気代削減を実現するインバータ起動盤。標準制御盤なので短納期かつ低コストで製作でき、外部配線の接続が簡単なので仮設工事や開発案件でも使用可能。撹拌機・破砕機等の運転から、コントロールセンターのインバータ化まで、様々な場面で活用できる。
標準ラインナップとして、モータ容量5.5kw、7.5kw、11kw、15kwの4機種をラインナップ。入力電圧・周波数はいずれも三相200V〜220V-50/60Hz、使用インバータは東芝産業機器システム製の多機能・小形インバータVF-S15シリーズを使用。保護方式は遮断器+インバータ内蔵保護装置を装備。屋内向けで、使用周囲温度は−10〜40℃となっている。
また、カスタムオーダーには大洋電機製作所で対応も可能。小型0.4kW~大型500kWのインバータ起動盤まで必要な負荷容量に合わせて製作可能。インバータメーカは、東芝産業機器システム、三菱電機、富士電機、安川電機など各種対応。設置環境に応じて、屋内/屋外盤に対応、クーラー・ファンでの冷却機能も搭載でき、海外規格にも対応する。