
経済産業省と東京証券取引所、情報処理推進機構(IPA)は、東証に上場している企業のなかから「DX銘柄2025」31社を選定した。さらにそのなかから特に優れたDXの取り組みをした企業「DXグランプリ企業2025」にSGホールディングスとソフトバンクが選ばれた。
DX銘柄は、優れた情報システムの導入とデータ利活用に加え、デジタル技術を前提としたビジネスモデルそのものおよび経営の変革に果敢にチャレンジし続けている企業で、31社のうち製造業からは、味の素(食料品)、ワコールホールディングス(繊維製品)、旭化成(化学)、富士フイルム(化学)、第一三共(医薬品)、コスモエネルギーホールディングス(石油・石炭製品)、ブリヂストン(ゴム製品)、AGC(ガラス・土石製品)、JFEホールディングス(鉄鋼)、ダイキン工業(機械)、三菱重工業(機械)、三菱電機(電気機器)、日本電気(電気機器)、デンソー(輸送用機器)、アイシン(輸送用機器)、アシックス(その他製品)の16社が選出された。
またDX注目企業として19社を選出し、東レ(繊維製品)、花王(化学)、資生堂(化学)、塩野義製薬(医薬品)、神戸製鋼所(鉄鋼)、三菱マテリアル(非鉄金属)の6社が選ばれた。
また3年連続でDX銘柄に選定され、過去にDXグランプリに選定されたことのあるDXプラチナ企業として、LIXIL(金属製品)が選定された。
DX銘柄各社の取り組み詳細は、後日選定企業レポートとして公開される。
https://www.meti.go.jp/press/2025/04/20250411002/20250411002.html