オートメーション新聞N0.403を発行!24年度のFA・制御機器市場まとめや主要各社の24年度決算など掲載中

スズデン、2025年3月期第3四半期決算 減収減益も通信機器、電設資材は増加

スズデンは、2025年3月期第3四半期決算を発表し、売上高は347億1400万円(前年同期比13.1%減)、営業利益は17億8700万円(19.2%減)、純利益は13億3100円(19.8%減)となった。電気機器・電子部品・産業機械業界で、3Qから受注環境に回復の兆しが見られたが、主要顧客の生産部材の在庫調整の影響が依然として継続し、売上高は本格的な回復に至らなかった。
セグメント別では、電機・電子部品販売事業は、売上高344億9200万円(13.1%減)、営業利益は18億2400万円(18.7%減)。商品分野別の売上高では、FA機器分野は制御盤、電磁開閉器等が増加したが、RFID、センサー等が減少し、194億500万円(20.9%減)。情報・通信機器分野は、産業用パソコン、無停電電源等が減少したが、OAアクセサリー、ネットワーク機器等が増加し、31億5900万円(12.0%増)。電子・デバイス機器分野は、基板、EMI対策商品等が増加したが、コネクター全般、スイッチング電源等が減少し、46億300万円(9.9%減)となった。電設資材分野は、端子台、ケーブルアクセサリー等が減少したが、受変電設備、照明等が増加し、73億2400万円(1.5%増)となった。
製造事業は、売上高は2億2100万円(12.0%減)、営業損失は3600万円となった。
通期業績見通しに変更はなく、売上高は496億円(2.6%減)、営業利益は21億2000万円(23.9%減)、純利益は15億5000万円(25.9%減)としている。https://www.suzuden.co.jp/ir/irnews/