丸一鋼管と丸一ステンレス鋼管は、ステンレス鋼管事業の拡大を目的として山口県下関市にそれぞれ新工場を建設する。
丸一ステンレス鋼管のステンレスシームレス鋼管設備の新工場は、下関本社の工場敷地内に建設し、建築面積は約1万8000平方メートル。5000トン熱間押出しプレス、熱処理炉、矯正機、酸洗設備を展開し、投資予定額は約260億円。稼働開始は2027年以降を予定している。
丸一鋼管のステンレス溶接鋼管設備の新工場は、山口県下関市長府港町13−1と13−3を建設予定地とし、建築面積は約2万4000平方メートル。造管機3台、スリッター1台、熱処理炉、酸洗設備を導入し、約220億円を投資する。稼働開始は2027年以降を予定している。