島津製作所、米国で分析計測事業のR&Dセンター開所 製薬分野の事業拡大に向けて開発機能を強化

島津製作所は、米国子会社Shimadzu Scientific Instruments, Inc.(SSI)の分析計測機器の製品開発機能の強化に向けR&Dセンターを設立した。
SSIは北米で製薬や臨床、エネルギー、法医学など向けに分析計測機器の販売・サービスを展開し、2015年に分析計測機器に関わる共同研究・共同開発を進めるイノベーションセンターを設立し、ヘルスケアや食品、環境分野などの社会課題の解決に取り組んでいる。
R&DセンターはSSI本社に併設するメリーランド本部と、東海岸のボストン近郊、西海岸のサンフランシスコ近郊の3拠点で構成。ボストンはアカデミアやバイオ医薬関連の研究開発部門が、サンフランシスコはグローバル製薬企業やバイオテクノロジー関連ベンチャー企業が集積し、両センターでは主に製薬企業のニーズ調査と客先での試作品の共同評価を行う。メリーランド本部は、従来のイノベーションセンターを発展させ、試作品の基礎評価に加え、島津製作所分析計測事業部と連携したアジャイル開発を担う。また試作品や新製品を設置して顧客との共同研究を実施するコラボレーションラボも併設する。
今後R&Dセンターを活用し、北米での売上高を2022年度の510億円から2025年度700億円超への拡大を目指す。

https://www.shimadzu.co.jp/news/2024/20iqzx359cqeb7bx.html

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