DXをできる企業とできない企業の違いは「覚悟の差」 モデルケースを真似て始めよう

DXをやれと言われても「金ない人ないデジタル技術ない」の3ないが基本の中小企業には荷が重い。しかしこれは言い訳に過ぎず、3ないだろうがやるしかないと実行して成果を出している企業は全国に沢山ある。そんな企業の事例を選んで後進のモデルケースにしようというのが経産省が進めるDXセレクションであり、今年は32社の事例が選ばれた。

愛知県稲沢市の制御盤メーカーの三共電機は選ばれたの32社のうちのひとつ。三橋社長と直轄部隊を中心に、最近流行のローコード・ノーコード技術を活用して自社向けの業務アプリを内製して社内に展開。間接業務の90%自動化、日次決算の仕組み高築、残業時間の大幅削減、有給取得率80%など大きな成果につなげた。社会全体で電化や機械化、自動化が進めるなかで、盤メーカーの存在とは良い意味で言えば「縁の下の力持ち」、悪く捉えれば「便利屋的なポジション」。決して陽の当たる業種ではなく、3ない+下請け構造で変わらない商流・慣習、先行き不透明ではあるが、こうした先進的な取り組みを自ら実行して成果を出し、外部からも高い評価を受けたのは素晴らしいこと。今回の三共電機の受賞は、盤メーカーもまだまだ高みを目指せることとそのやり方の指針を示してくれた。

今回のDXセレクションに選ばれた各社は、会社プロフィールだけ見れば、全国のどこにでもある中堅中小企業。全社員で10人ほどの企業があったり、ITやデジタルとは無縁のところもあり、3ないに悩んでいるのは一緒。結局、DXができない企業とできる企業の違いは、経営者に覚悟があるかないかのそれだけ。やらなければいけないことを理解しながら目を背けているのであれば職務怠慢でしかない。出来ない理由を探すのではなく、できる方法を探そう。幸いにも中小企業のDXモデルケースがどんどん出てきている。私たちはそれを真似する、参考にするだけでいいのだから。

https://3kyodenki.com/

https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/investment/dx-selection/dx-selection.html

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