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共英製鋼、ベトナム・カナダで圧延ラインへの設備投資計画を再開

共英製鋼は、投資を凍結していた海外子会社であるベトナム・Vietnam-Italy Steel Joint Stock Company(VIS 社)とカナダ・AltaSteel Inc.(アルタ・スチール社)の設備投資計画を再開する。
VIS社は、フンエン省に圧延工場、ハイフォン市に製鋼工場を保有し、製鋼工場と圧延工場が同一敷地内に立地していないことから効率的な操業に課題があり、圧延工場の年間生産能力30万トンに対し、製鋼工場は同60 万トンと差異があり非効率だったことから、このほど圧延ラインを新設して年産80万トンまで引き上げる。操業開始は2025年4月を予定。投資金額は約8000万ドル(約120億3400万)。
アルタ・スチール社は、鉱石粉砕用鋼材および鉄筋棒鋼の生産拠点。細径(10 ㎜)の鉄筋を生産品目に加えて鉄筋のラインアップをフルサイズ化に向けて圧延ラインの能力増強を行い、現状31万ネットトンの圧延能力を37 万ネットトンに拡張する。2024年末に稼働を開始し、投資金額は約3700万カナダドル(約40億6400万円)。

https://www.kyoeisteel.co.jp/ja/news/release/release1928279177308005920/main/0/link/20231031%20kaigaitousi.pdf