JMCは、長野県飯田市のコンセプトセンター第6期棟に、ギガキャスト工法の大型鋳造の試作品を製造できる低圧鍛造設備を導入し、10月から稼働開始する。
低圧鋳造設備は、溶解した金属を高密度・高品質で製造するための鋳造設備で、自動車部品をはじめとする重要保安部品の製造に用いられる。今回導入する新たな大型低圧鋳造設備は、定盤面積2000mm×2000mm、溶解重量500kgを誇る大型低圧鋳造炉を擁し、自硬性砂型鋳造による大型鋳造部品の製造が可能となる。ギガキャスト工法による量産に向けて大型試作品の供給体制を整備するもの。
投資額は約3500万円。