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JFEスチール、東日本製鉄所(千葉地区)のステンレス製造に電気炉プロセス導入してCO2排出量を削減

JFEスチールは、スクラップ利用量拡大によるCO2排出量の削減を目的として、東日本製鉄所(千葉地区)第4製鋼工場に新たにアーク式電気炉を導入する。
千葉地区第4製鋼工場では、ステンレス鋼の製造を行っており、高炉からの溶銑と自所発生スクラップ、クロム鉱石やクロム含有ダストを主な原料とした製鋼プロセスを採用している。製鋼プロセスのCO2排出量削減に向けた取り組みでは、さらなるスクラップの利用量拡大が有効であるとして、今回電気炉導入を決定した。高炉溶銑の一部をスクラップに代替することでCO2排出量を削減。スクラップの溶解能力は従来比最大約6倍になり、CO2排出量削減効果は最大約45万t/年を見込む。
設備投資額は約150億円。稼働時期は2025年度下期(予定)

https://www.jfe-steel.co.jp/release/2023/05/230508-1.html