キリンビバレッジ、湘南工場と滋賀工場でロールラベルペットボトル飲料の製造強化

キリンビバレッジは、キリンビバレッジ湘南工場(神奈川県高座郡寒川町倉見1620)とキリンビバレッジ滋賀工場(滋賀県犬上郡多賀町敏満寺1600)について、ロールラベラーを追加導入し、ロールラベルのペットボトル飲料の製造体制を強化する。「生茶」ブランドの主力容器である525mlペットボトルに4月からロールラベルを新たに採用し、新しいロールラベラーの稼働開始時期は湘南工場で2月、滋賀工場では4月を予定している。
現在、清涼飲料のペットボトル商品のラベルは、主にシュリンクラベルとロールラベルの2種類が使われている。シュリンクラベルは、工場内のラベラーでボトルにラベルを被せ、熱をかけて収縮させボトルに装着するため、ラベル装填にあたって一定の厚みが必要となる。それに対しロールラベルは、ペットボトルに巻くようにして貼り付けるためラベルを薄くでき、プラスチックの使用量が削減できる。同社は大型ペットボトルや自動販売機用商品を中心にシュリンクラベルからロールラベルに切り替えを進めており、さらにロールラベルの商品を拡大していくため、ロールラベラーの追加導入に踏み切った。
今回の2工場へのロールラベラー追加導入により、プラスチック使用量を年間約100トン、GHG排出量を約700トン削減できる見通し。

https://www.kirinholdings.com/jp/newsroom/release/2023/0227_01.html

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