オンセミは、同社新潟工場について、日系ファンダリ企業のJSファンダリへの売却を完了した。
JSファンダリ新潟工場は、1984年に東京三洋電機のLSI生産拠点として、新潟県小千谷市に新潟三洋電子が設立されたのがはじまり。2005年に新潟、群馬、岐阜地区を統合して三洋半導体製造となり、2011年にオン・セミコンダクター社と経営統合。2013年にオン・セミコンダクター新潟に社名を変更後、2022年に半導体の受託製造を行うJSファンダリに売却され、このほどJSファンダリ新潟工場として発足した。アナログ・パワー半導体の前処理、裏面処理、EPI積層、チップサイズパッケージなどファンダリビジネスを事業とする。
オンセミは、新潟工場売却後も、 JSファンダリとウェハ供給契約を締結して、同工場での従来のウェハ生産を継続していく。