コロナ禍を暗く停滞した時代と考えるのは誤りだ FA業界の地力は確実に強化された

コロナ禍をきっかけに発生したサプライチェーンの大混乱は、FA制御機器の納期遅延、調達難の問題を引き起こした。今まで手に入っていたものが突然、1年待ち、入荷未定となり、部品がないから作ることもできず、納品できないから入金もない。そんな悪循環に陥って2年ちかくが経ち、メーカーの増産体制が整ったこともあり、ようやく出口が見えてきた。

サプライチェーンの混乱や納期遅延だけに焦点を当てると、コロナ禍の2年ほどは暗くて停滞した時代だったかのように見える。しかしそれは正しくない。気づけばFAメーカー各社は最高売上を記録し、統計の出荷金額も過去最高を塗り替えるなど、市場の裾野は広がり、成長の加速度は確実に上がった。確かにリーマンショック並みに落ち込み、大変で難しい時期ではあったが、デジタル・自動化投資が正真正銘、本格化したタイミングでもあった。FA業界にいる人々が逆境をバネに新たな需要を掘り起こした。そんな時期とも言えるのではないか。

さて問題はここからだ。コロナ禍が落ち着いた。納期遅延も解消され始めた。自動化需要は熱を帯び、受注は当分続くだろう。極端に言えば、売れやすく簡単な時期が到来した。しかしそれに胡座をかいていたら次の成長と継続はない。勢いがある今だからこそ未来に投資し、新しいチャレンジが大切だ。共創でも新規事業でも海外展開でもM&AでもDX投資でも何でもいい。次の山谷を乗り越えるための準備をしよう。

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