【制御盤製造のDXの壁とその解決策9】設計変更の内容が発注者に反映されないの壁

設計データを盤発注者とクラウドで情報共有する

制御盤の発注者から今回の内容を伝える仕様書が紙またはPDFで届き、内容を読み込んでみると、なにやら違和感が。前回の発注時、内容に不備があったために設計の一部を修正して納品したのだが、今回も前回の修正前と同じ、不備のまま再び発注が来た。そのため制御盤メーカーは渋々ながら、今回も設計の一部を修正して作ることとなった。

これは制御盤の発注に限らず、さまざまな案件での受発注あるあるだ。
受注側は修正したことを覚えているが、発注側はたとえ修正されたとしても自分が正しいと無意識に思い込んでいる。案件が終われば修正されたことは忘れてしまいやすく、そのため次の発注の際も前回の感覚のまま作って発注してしまう。これが繰り返されることで無駄な作業が発生し、結果として制御盤メーカーの生産性が下がってしまう。

こうしたケースでは、制御盤メーカーと盤発注者が、設計データをクラウドで共有することで解決することができる。これまでの紙や電子データをメールでやりとりするやり方ではお互いのコンピュータに古いデータが残ってしまい、バージョン管理を意識して厳格に行わないと混乱してしまう。その点、発注者と受注者がクラウドで同じデータをやりとりすると、常に最新のバージョンのデータが流通するようになり、上記のような手間を根本から排除できるようになる。さらに言うと、発注者と受注者が同じ作業スペースで、同じデータを一緒に扱うことで、よりコミュニケーションロスは少なくなり、効率的な作業が可能になる。

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