たけびしの2023年3月期第1四半期連結決算は、売上高が前年同期比32.7%増の225億9400万円、営業利益は13.1%増の7億5200万円、純利益が9.5%増の5億4300万円。
FA機器等の基幹ビジネスの拡大に加え、海外、医療、自動化、オリジナル製品等の成長分野に注力し、DXや脱炭素など社会的変革を契機とした成長に向けたNewビジネスの創造に注力。さらに21年度からグループに加わった東南アジア、インド、中国での電子部品・電子機械商社のLe Champ (South East Asia) グループとのシナジー創出により、増収増益。
FA・デバイス事業は、売上高は37.5%増の172億6400万円、営業利益は15.8%増の６億9100万円。産業システム分野は、FA機器が半導体製造装置向け、産業メカトロニクスが5G関連で増加し、Le Champグループの売上が寄与して売上高が6.5%増。半導体・デバイス分野は、食品関連とパワーコンディショナー向け半導体が増加し、Le
Champグループが売上増に大きく寄与し、売上高が110.4%増となった。
社会・情報通信事業は、売上高は19.2%増の53億3000万円、営業利益は10.8%減の6100万円。社会インフラ分野は、医療用診断装置が増加し、売上高は40.2%増。情報通信分野は、スマホ端末の販売減少で、売上高は12.1%減となった。
