経産省と日本惣菜協会ら官民一体でロボ開発 惣菜盛り付け自動化

「ロボットフレンドリー環境」構築

経済産業省は、ロボットを導入しやすい「ロボットフレンドリーな環境」の実現に向け、食品工場等でのお惣菜盛り付けロボットシステムを官民一体となって開発。実際の食品工場に導入し、お惣菜の製造工程の自動化の実用化を開始した。

この取り組みは2019年秋から開始され、経産省と日本惣菜協会、Team cross FA、コネクテッドロボティクス、アールティ、グルーブノーツといったベンダー企業、マックスバリュ東海、イチビキ、ヒライ、藤本食品等のユーザー企業が参加。惣菜製造工程においてロボットにとって盛り付けしやすい方法やつかみやすい包装容器のあり方、ロボットを導入しやすい環境構築について情報交換を重ね、このほど自動盛り付けロボットシステムを開発し、ユーザー企業の現場導入に至った。

開発したロボットシステムは2種類で、ひとつがTeam cross FAとコネクテッドロボティクスによるもの。野菜などの不定形物や粘着性の高いポテトサラダのような食材を、つかみながら計量し、定量を均一に盛り付けできる。高速動作でタクトが速く、1台で1人分の作業を行うことができ、4台連ねることで1時間で1000食分の生産を行うことができるようになっている。すでにマックスバリュ東海長泉工場で稼働している。

もう1台がアールティの双腕協働ロボット「Foodly」で、から揚げやちくわといった惣菜をピッキングし、弁当箱への盛り付けや加工容器への投入などが可能となっている。ヒライと藤本食品の弁当の盛り付けラインに試験導入されたほか、イチビキのレトルト惣菜の加工工程にも導入され、出荷製品の加工ラインで使われている。

今後、中小企業への導入促進のためのロボットシステムの低価格化を含めた開発を進めていくとしている。

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