サイレックス・テクノロジーは、産業用途で求められる広い温度範囲をサポートする主力製品、低消費電力無線LANモジュール「SX-SDMACシリーズ」に、IEEE802.11ac／a／b／g／nとBluetooth（R）5.2BR／EDR／LE（Class2）に対応するSDIOタイプの無線LANコンボモジュール「SX-SDMAC-2532S＋」を発売開始した＝写真。
同製品は、モジュールとして各国の無線認証を取得済み。対応する無線LANドライバと合わせて使うことで製品の無線LAN化をスムーズに進めることができる。また無線LANの最新セキュリティ規格である「WPA3Personal／Enterprise」に対応。秘匿性の高い情報を取り扱うネットワークでも無線LANを導入でき、医療・ヘルスケア機器、産業機械、テレメトリ機器、オフィス機器など大容量のデータを高速かつセキュアに通信するシステムに適している。
また機器への組み込み開発プロセスで、同社製のIEEE802.11ac対応アクセスポイント「AP-200AC」と外付けワイヤレスブリッジ「BR-500AC」と、同製品を組み合わせて検証・運用することで、より短期間に安定したIEEE802.11acソリューション開発支援を可能にする。
価格はオープン、7月から出荷開始する。
