【FA製造業界2022トップインタビュー】生産体制強化へ投資継続 スワロー電機 河原 道彦 代表取締役社長

2021年度の上期(6月-12月)売り上げは前年同期比22%アップで推移しており、利益も確保できている。部品不足の影響を各方面から聞くが、当社は仕入れ先の協力もあり滞りなく納入できている。関東方面からもトランスの入手に困ったお客様の引き合いが来ており、東京営業所の売り上げが大きく伸長している。営業強化へ東京営業所の人員を増やした。また、官公庁関係からの引き合い多くなってきている。

コロナ禍の中で換気への関心が高まっていることから、空気清浄機の販売も開始している。大阪大学とコラボレーションした特許技術の商品で、当社が開発・製造し、販売は委託している。こうした施策により、通期(5月期)では15%増ぐらいの売り上げに落ち着くのではないかとみている。

21年7月に岐阜県のトランスメーカー、BewTEC(ビューテック、旧中村電機製作所)に出資し、関係会社として展開している。従来から技術提携していたが、生産設備機械、及び生産材料を当社から提供したことで、生産性が大きく向上し、コストダウンと品質向上につながっている。小型トランスを中心に品揃えしており、中部以東のデリバリーにもプラス効果が期待できる。22年春には子会社化を考えている。

新製品として、昨年10月から漏電ブレーカー付きトランス「ELB21-Eシリーズ」の販売を開始した。トランスの2字側コンセントに漏電ブレーカー装備することで、2次側の負荷装置・電気機器などに異常な電流が流れた場合に、電力供給を自動的に止めることができるのが特徴。

生産能力増強とコストダウン対策から、22年3月に巻き線機械2台を追加導入する予定で、生産性が1.5倍に高まる。今年も大型から小型までのトランスを自動生産できる当社の強みを活かした展開を進めたい。

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