【FA製造業界2022トップインタビュー】DXと脱炭素を強力支援 ロックウェル オートメーション ジャパン 矢田 智巳 代表取締役社長

2021年9月期のグローバル売上高は、前年度比11%増の7697億円、純利益は同31%増の1479億円となった。国内も、米国の自動車産業が再成長して事業好調だったことに加え、ソフトウェア事業で大型案件の受注で事業は順調だ。ARや工程シミュレーションも今では「業務に使える」という反応に変わり、展開がうまく進んでいる。また安全・セーフティは、当社のグローバル基準の安全が日本でも高く評価され、事業を後押ししてくれている。

21年はソフトウェア事業を推進し、製薬メーカーと自動車関連メーカーにMESを中心としたソフトウェア群が採用された。また近くグローバルの化粧品メーカーでも採用される見通しだ。最近はお客様のDX、特にカーボンニュートラル対策へのAI適用に対する関心が非常に高く、MESを拡張して直行率改善で工場内の電力消費量を抑制する提案が好評だ。実際に納入するのはハードウェアも含めたシステムソリューションであり、当社の総合提案力が生きている。

MES導入は費用、時間面でハードルが高いが、このたびクラウドベースの製造ERP「Plex」を買収し、比較的安価、短期間(数カ月で稼働のケースもある)で稼働するシステムを提供できるようになった。ERP、MES、需要予測、工程スケジューラーなど工場のデジタル化に必要な機能がはじめから相互連携している。すでに米国で日系自動車メーカーの日系サプライヤーが利用している実績がある。日本語化を進めて国内展開を進める。

22年は、新たなビジネスとしてのソフトウェア事業も順調に立ち上がり、見通しは明るい。DXに必要な先進の製品、サービスが揃い、米国やグローバルでの実績もあるといった強みを生かし、日本企業の課題を解決し、二桁成長を目指す。

https://www.rockwellautomation.com/ja-jp.html


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