【FA製造業界2022トップインタビュー】工場DX向け製品着々と東芝インフラシステムズ 岡庭 文彦 計装・制御システム 技師長

当計装機器事業部門は、産業用コンピュータ、産業用コントローラ、センサ、圧延ライン特殊計測器の4事業を統括している。

2021年は受注が好調だが、半導体不足の影響を受けた。例えば産業用コンピュータは半導体製造装置に多く使われているが、納期の遅れが発生している。

6月にリストバンド型センサ「MULiSiTEN MS100」を発売した。暑さに対するストレスレベルを測れ、スタンドアロンでデータを処理して表示できる。人を見守り安全を守り生産性向上につなげるもので、サンプル利用は好評だった。

産業用サーバ「FS20000R」は、2.5インチSSDと3.5インチHDDの混載も可能で高速・大容量を両立。高性能GPU搭載にも対応する十分な電源容量と冷却性能を確保し、重厚長大産業で実績のあるエッジでのAI活用をさらに進展できる。また、PLCプログラミングやシミュレーションができるソフトウェアサービス「nV-Toolsクラウド」をサブスクで開始した。月額1万円程より使え、リモートワークで工場に行かなくてもプログラムを変更でき、今の時代にマッチした製品となっている。

ユニファイドコントローラは、「VmシリーズtypeS」に続き、typeFAを発売した。産業用コンピュータFA2100TにソフトPLCを実装し、製造現場や産業用途に適した製品となっている。

22年は小型の「CP30」のタイプも発売する予定だ。リチウムイオン二次電池「SCiB」は、搬送ロボットや案内ロボット、警備ロボットなどサービスロボット関連が好調だ。22年以降に新型モジュールを出す予定だ。

20年に開始した顧客にDXを提案する「産業システムDE・DXプロジェクトチーム」は、活動成果が着実に現れている。22年、23年には事業化、組織化を目指す。

https://www.toshiba.co.jp/infrastructure/


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