DX環境下の生存競争のスタート 逆風のなかどう生き残っていくか

どこもかしこもDXに積極的だが、かくいう弊社も乗り遅れまいと必死だ。リモートワーク、ペーパーレス、WEBを通じて簡単・無料でニュースが読めるという時代は、紙で会社に届ける、かつ有料サービスである新聞にとっては大きな逆風であり、ビジネスの根幹を揺るがしている。そこで弊社も新しい取り組みを始めた。それが新聞をPDF提供する電子版サービスだ 。

詳細はこうだ。新聞はページごとにPDFデータを作成し、それをもとに版を作り、輪転機で印刷して完成する。PDFデータは社内でまとめて保管しているが、今回のサービスではその保管場所、データ置き場とPDFデータを購読者に開放することにした。加えて、アクセスして閲覧・ダウンロードできる対象者は、購読者と同じ会社に属するすべての社員。1契約で社員全員に対して電子版サービスを提供する。シンプルに言えば、購読者は「いつでも、どこでも、誰でも」オートメーション新聞のPDFデータを閲覧・ダウンロードできる。そんなサービスだ 。

テストマーケティング中、それで収益が取れるのか? と多くの人から聞かれた。確かに指摘の通りだ。100人の企業であれば、MAXで100部の契約が取れる可能性がある。それが新サービスでは最大で1部になる恐れもある。しかしそれでも実行する理由は、時代と人々の意識の変化に対応していかなければいけないという危機感だ。新聞はいらない、紙では読まない、会社に行かないという厳しい状況のなか、従来のままでは死にゆくだけ。

それでも、情報は欲しい、データなら受け取りたいという声もある。そうしたプラス要素を生かし、次のビジネスにつなげていく。そして何より、1人でも多くの人に情報を届けて役に立ちたい。そこに合わせた施策の第一弾が、この電子版サービスだ。市場環境は刻々と変化している。企業にとって喫緊の課題は、それにどう追従していくかであり、ポイントはまさに企業変革力、ダイナミックケイパビリティが必要となる。企業経営にゴールはない。立ち止まることは死を意味する。弊社も含め、DX環境下での生存競争がスタートしている。

NTTデータGSL

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