【各社トップが語る2021】東洋技研「営業の標準化で強み発揮」関高宏 代表取締役社長

東洋技研 関高宏 代表取締役社長

 

2020年10月期の売り上げは新型コロナの影響もあり、前年比14.5%減の48億円となったが、他社の置き換えや新製品の投入効果もあってシェアは確保できている。社内体制の見直しや改善活動の全社への展開などにも着手し、在庫の見直しといった業務の棚卸による改善では、一定の効果も感じている。

今期はコロナの影響を見込んで、売り上げ50億円を目標にスタートしているが、過去最高の60億円を実現できる体制は整備してあり、目指すべきはそこだと考えている。メーカーとして市場ニーズに応える製品開発は重要だ。

スプリングロック端子台の販売は順調だが、まだねじ式に比べて品種が少ないので、バリエーションを増やしていく。

現在、「営業方法の標準化」に力を入れ、社内の意識の統一を図っている。全国の営業社員は現地採用が多く、意識と提案の統一ができていなかった。コロナで外出ができなかった分、標準化に力を入れた。営業のベースとなる部分を再構築しているので、これからの成果に期待したい。

コロナでオンライン商談が増えたが、WEBやカタログに載せていない情報を提供するには対面は必要だ。また営業の受け答えで次の仕事をもらえることもあり、対面の良さにもこだわっていきたい。

同時に、若い人はSNSやWEBになじみがあり、オンライン商談やネット販売など多方面のチャネルを作ることも大事だ。

今後は、営業企画を強化し、マーケティング活動やキャンペーンの展開などにも力を入れ、時代の流れにも対応していく。
 
昨年50周年を迎えたが、次は100年企業を目指す。今後も継続的、永続的に当社を発展させていくために、人を育てながら、力強い組織づくりに取り組んでいきたい。

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