【各社トップが語る2021】B&R「アダプティブマシンを訴求」小野雅史 代表取締役

B&R 小野雅史 代表取締役

 

2020年は、新型コロナの影響下でも前年度比20%増の売り上げを確保したが、目標値には程遠いと感じている。昨年はコロナで自動車と工作機械が打撃を受けたが、当社の次世代のリニア搬送システム「SuperTrak」や「ACOPOStrak」の受注は大きく伸びた。

リニア搬送システムは弊社が提唱する「アダプティブマシン」の核になる製品としてグローバルで力を入れている。アダプティブマシンは生産品種や生産量等の変化にも柔軟に適応できる次世代型のマシンで、リニア搬送システムは、高速搬送しながら製造する製品によって停止位置やタクトを任意に変えることができ、国内でも主に三品業界のメーカー等で採用が進んでいる。お客様の厳しい要求をクリアしてすでに1号機の評価が完了し、2号機の導入へと進む顧客も増えている。21年1月にはアダプティブマシンのコンセプトに更なる新製品投入を予定。

昨年はコロナ対応で苦労したが、並行してニューノーマルを視野に入れて日本での体制基盤強化に注力した。昨年12月に倉庫を拡張・改修し、ショールーム兼テクノロジーセンターを開設した。リモートでもお客様に実機を見てもらうライブデモを行っている。テクノロジーセンターでは品質管理部門の開設や好調なリニア搬送システムの在庫を増やし緊急対応に備えている。

グローバルで日本市場に対する期待は大きく、21年は2倍の成長を目指す。リニア搬送システムは機械メーカーとの協力関係も構築でき、大きな飛躍が期待できる。西日本オフィス新設の移管期間として人員の移動、採用を視野に入れる。また、「イノベーションズデー」をオンラインで開催する。ここでは最新技術と動向を紹介し、興味を持ってもらったお客様をテクノロジーセンターに招待して実機を見てもらうようにしていく。

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