【各社トップが語る2021】フエニックス・コンタクト「多様性深掘りへ新組織」青木良行 代表取締役

フエニックス・コンタクト 青木良行 代表取締役

 

2020年のグループ全体売り上げは、前年比3〜4%下がっている。この中で日本の20年12月期売り上げは、市場・地域・製品のダイバーシティにより、前年比横ばいで終わることができた。各種製品で新規市場の新しいお客様での採用実績が増え、今までの基盤の上に新たなお客様の層が構築できつつある。

従来から取り組んでいる特約店を中心にした流通パートナーとの強いつながりが、コロナ禍でも強みを発揮し、売り上げを落とさず、20年の結果を残せた。さらに、営業所を中心に人事異動も積極的に行うことで、社員一人ひとりが新しいチャレンジを行い、我々がいつも目指している「お客様のお役に立つ」という結果を作っている。

今年は今まで以上にコンポーネントの物売りに注力していきたい。お客様、流通パートナーの皆様との密なコミュニケーションを通しQCDのレベルを圧倒的に上げて競合各社との差別化を図り、お客様に満足してもらえるレベルに一刻も早く到達したい。その一環として新組織「SCT(サービスセンターチーム)」を設け、お客様の問題点を解決できる機能を社内に設ける。

例えば、「早い・安い・小さい」が売りのインターフェイス用の中継コネクタ端子台も注力製品である。加えて、「安心24」のキャッチフレーズで、電源、リレー、SPD、CBといったお客様が必要とされている盤内の安定したDC24Vを確実に作れるという考えで選んだ製品をセットで提供していく。幅広い製品を強みにしている当社だからこそ実現できる方法で、必ずお客様のメリットを供給させていただけると考えている。

今までの施策の検証、「これからの挑戦」に対する評価を行うことによって、まだまだ長引くと思われる「コロナ後」で力をつけ、成果を上げていきたい。

オートメーション新聞は、1976年の発行開始以来、45年超にわたって製造業界で働く人々を応援してきたものづくり業界専門メディアです。工場や製造現場、生産設備におけるFAや自動化、ロボットや制御技術・製品のトピックスを中心に、IoTやスマートファクトリー、製造業DX等に関する情報を発信しています。新聞とPDF電子版は月3回の発行、WEBとTwitterは随時更新しています。

購読料は、法人企業向けは年間3万円(税抜)、個人向けは年間6000円(税抜)。個人プランの場合、月額500円で定期的に業界の情報を手に入れることができます。ぜひご検討ください。

オートメーション新聞/ものづくり.jp Twitterでは、最新ニュースのほか、展示会レポートや日々の取材こぼれ話などをお届けしています
>FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

オートメーション新聞は、45年以上の歴史を持つ製造業・ものづくり業界の専門メディアです。製造業DXやデジタル化、FA・自動化、スマートファクトリーに向けた動きなど、製造業各社と市場の動きをお伝えします。年間購読は、個人向けプラン6600円、法人向けプラン3万3000円

CTR IMG