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【2021年年頭所感】日本包装機械工業会「垣根越え産官学連携を強化」大森利夫 会長


日本包装機械工業会 大森利夫 会長

 

新年を迎えるにあたり、謹んでごあいさつを申し上げます。
 
皆さまには、健やかな新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
 
さて、昨年は世界的な新型コロナウイルス感染拡大により全く違う世界へと景色が一変しました。一部では昨年末からワクチン投与が始まっているものの直ちに収まることは難しい状況と思います。この間の医療従事者をはじめとしたエッセンシャルワーカーの皆さまの懸命なご努力に対して心より敬意を表します。
 
コロナ禍によってこれまでの当たり前の日常生活やビジネスのあり方にも大きな変化が生じています。この大きな変革期の厳しい局面をチャンスに変えていくような流れが必要と思います。
 
わが国をはじめとして世界経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、景気は厳しい状況にありますが、一部で持ち直しの動きもみられます。政府においては、国民の命と暮らしを守るため、産業界のニーズも踏まえた事業環境整備、地域経済の基盤強化に取り組むとともに経済の回復に向けた対策の充実を期待しております。
 
2019年度のわが国包装機械産業の生産実績は、国内の設備投資が順調に増加したこと等から、僅かながらも対前年度比1.5%増の4718億円となり、10年連続で対前年を上回ることになりました。今後、国内市場の大幅な伸びが見込めない中、成長する新興国市場等において、これまで以上に各市場の発展状況に応じた国際化戦略が求められています。
 
また、包装機械を含めたものづくり産業を取り巻く経営環境は大きな変革期にあり、さまざまな分野においてIoT、ロボット、ビッグデータ、AIなどの先端・デジタル技術を活用しながら産業のイノベーションを起こしていくことが、製造業のみならず社会全体への進化につながるものと思います。その実現に向けて、企業・業界の垣根を越えた産官学の連携を強化し、新たな付加価値を高めていくことが必要不可欠と考えております。
 
わが国の包装機械産業はコロナ禍にあって改めて食品、医薬、日用品・化粧品、流通等の生活産業をはじめとしたすべての需要産業の生産の高度化に寄与することで、安心・安全な生活基盤に貢献すると同時に、少子高齢化等の社会構造の変化、海洋プラスチック問題等の環境問題、食料問題等の課題解決に向けても積極的な取り組みを強化したいと思います。このような社会課題には一組織だけでは解決できない課題も多く、関連するサプライチェーン全体の企業・団体等とも協力して活動を進めることにより、包装産業の技術高度化、人材育成、広報、展示会等の事業を幅広く展開いたします。これらの事業を通じて会員の皆さまのベネフィットにつながる事業の具現化にも努めてまいります。
 
当会の最大のイベントであります「JAPANPACK日本包装産業展」は延期され2022年2月に東京ビッグサイトで開催いたします。前回展より展示会の日本名を日本包装産業展と新たにし、国内外の最新鋭機器・技術・サービスの展示や製造ライン全体にかかわる最新トレンドを提供することにより、需要業界の課題解決策に向けた包装総合展としての展示会を目指します。また、人々の生活基盤を支える包装産業としてウィズコロナ、アフターコロナに伴うニューノーマル対応等の取り組みも強化してまいります。関係の皆さまには絶大なご支援をいただき、リアル展示会の良さの追求とバーチャルへの挑戦などの新たなビジネスの発展にも貢献していきたいと考えております。
 
本年も当会事業へのあたたかいご支援ご協力をお願い申し上げます。
 
年頭にあたり、皆さまのますますのご繁栄とご健勝、そして新型コロナウイルスの収束により平穏な社会を実現しますことを併せて祈念し、ごあいさつとさせていただきます。

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