工場新設・増設情報 11月第4週 日本ピラー工業、ニップン冷食、大塚製薬工場、明治

【国内】

▶︎日本ピラー工業
兵庫県三田市の三田工場内に、新たに技術開発センターを建設する。同センターには、三田工場内の技術者100人を結集し、組織を横断した複合・融合・総合技術により製品開発力を強化していく。将来のマーケットを見据え、産官学の連携強化による先端技術への取り組みを進め、新たなイノベーションの創出を図るとしている。

着工は2021年5月、竣工は22年3月を予定。投資総額は30億円。

▶︎ニップン冷食
伊勢崎工場(群馬県伊勢崎市)に建設を進めていた冷凍食品第2工場が完工し、竣工式を行った。

新工場では、ライフスタイルの変化などにより需要が拡大している家庭用冷凍食品、特に好評のトレー入り食事セットの「ニップン よくばりシリーズ」などを製造する。生産能力は年間4200万食。

延床面積は8001平方メートル、投資総額は44億円。

▶︎大塚製薬工場
松茂工場敷地内(徳島県板野郡)に、医療用医薬品である輸液製剤の新工場としてMP-Ⅶを建設し、11月12日に竣工式を行った。MP-Ⅶは、輸液のリーディングカンパニーである同社の技術を結集し、新容器、新製造技術導入による製造ラインの一新を図っており、2020年7月からダブルバッグ輸液製剤の製造を開始している。

延床面積は約9910平方メートル(地上5階)。

【海外】

▶︎明治
中国におけるアイスクリーム事業の拡大に対応し、海外市場での持続的な成長基盤の確立を目的に、中国事業を統括する100%出資子会社、明治(中国)投資を通じて、明治制果食品工業(上海)に増資し、アイスクリームの生産拠点を新設する。新工場は、上海市にある明治制果食品工業の敷地を拡張して建設、生産能力は新設前の約2.3倍になる予定。

増資額は6億5000万元(約103億円)、2023年度から生産開始を予定。

明治制果食品工業(上海)の工場外観

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