サンセイテクノス「中部物流センター」稼働、在庫能力3倍、BCP対策にも対応

サンセイテクノス(大阪市淀川区)は、愛知県小牧市に建設を進めていた「中部物流センター」が竣工、11月24日から利用を開始した。

中部物流センターは、3202㎡(約1000坪)の敷地に、3階建延べ床面積4058㎡(約1300坪)の規模。投資額は約16億円。1階から3階までが垂直搬送機でダイレクトにつながることで商品の逐次搬送を可能にしており、毎日の出荷業務と最適な在庫運用を効率的に行える。

「設計にあたっては、特に、設備やその配置、構造を工夫しており、柱の本数を抑え天井を高くするとともに、フォークリフトの通路を狭めるなど平面面積だけでなく、体積という立体的な点も考え、スペースを広く確保できるようにしている」(浦野俊明サンセイテクノス社長)。

また、出荷作業はバーコードシステムとベルトコンベアシステムを活用し、従前と比較して作業工程も見直されており、午後4時までの受注で翌日配達にも対応できる顧客が大幅に増加している。

同社は、いままで大阪府堺市にある5階建延べ床面積5300㎡(約1600坪)の「南大阪物流センター」が全社の配送業務を担ってきた。しかし売り上げの拡大とともに物量が増加し、保管能力が限界に達しつつあることに加え、「自然災害など、BCP(事業継続計画)対策の観点からも在庫を2カ所に分けることでリスクを分散し、安定供給という社会的使命を果たしていきたい」(浦野社長)という狙いから中部物流センターを開設した。

なお、2つの物流センターの稼働により、在庫保管能力が従来の約3倍に拡大できるとともに、1日の取り扱い能力も2.3倍に拡充できる。

同社では、コロナ禍の中でのデジタル技術を活用した分散勤務・営業強化に向けて拠点の開設を進めている。小牧(愛知県)、播磨(兵庫県)に続き、11月には南大阪(堺市)に開設済で、年内にはさらに茨木(大阪)にも開設を予定している。

 

中部物流センターの住所は次の通り。

▽住所=愛知県小牧市大字本庄字樋先147(〒485-0821)
▽電話=0568-54-8511、FAX=0568-54-8510

サンセイテクノス中部物流センター

ANSYS

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