【オートメーション新聞No.229】日本主導でサービスロボットの安全運行に関する国際規格を制定へ / NEDO 自動走行ロボによるラストワンマイル配送を全国で実証 / オムロン ATCをバーチャル化 / 特集:雷害対策機器(2020年9月9日発行)

1. オートメーション新聞 第229号の概要
本号(第229号・2020年9月9日発行)では、拡大するサービスロボット市場の安全確保に向けた日本のリーダーシップを特集しています。公共の場でのロボット運行に関する安全マネジメントシステムの国際標準化(ISO)を日本が主導することが決定し、産業競争力強化への追い風となる動向を報じています 。また、NEDOによる自動走行ロボットを用いたラストワンマイル物流の実証実験が全国で開始されるなど、非対面・非接触ニーズに応える社会実装の最前線を詳報 。技術面では、デジタル化の進展に伴い重要度が増す「雷害対策機器」を特集し、5G基地局や再エネ設備を守る最新のサージ保護技術を網羅しています。
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2. 注目トピックス
【1面メイン】日本主導でサービスロボット安全運行の国際規格を策定へ:世界に先駆けたルール作り
サービスロボットの世界市場は2025年に年産195億5000万ドル規模への成長が見込まれる中、日本が中心となって「ロボットサービスプロバイダ」向けの安全運用・管理に関する国際規格の策定を進めることが決定しました 。これまで日本が先行して取り組んできた生活支援ロボットの安全規格(ISO 13482)等の知見を活かし、公共空間での安全なロボット活用を世界標準として定義することで、日本のロボット産業の国際競争力を強力に後押しします 。
【物流革新】NEDO ラストワンマイル配送実現へ全国で実証:自動走行ロボが街を駆ける
NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)は、自動走行ロボットを活用した新たな配送サービスの実現に向け、国内の住宅街や商業施設、工業地帯など多様な環境での実証実験を9月以降順次開始します 。日本郵便、パナソニック、ソフトバンクなどの企業が参加し、集合住宅や中山間地域における「非対面・非接触」での荷物配送の有効性と安全な運用体制を検証します 。
【インタビュー】若手技術者の育成:生産性向上の鍵は「文章作成力」にあり
製造業の現場で求められる生産性向上を実現するには、技術を論理的に整理して周囲へ伝える「技術コミュニケーション力」が不可欠です 。専門家によれば、この力の基礎となるのは「文章作成力」であり、若いうちにこのスキルを養わなければ、将来的に自動化やグローバル化のスピードについていけなくなると提言しています 。
【業界トレンド】雷害対策:5G基地局や再エネ設備の増加でSPDの重要性が急増
地球温暖化に伴う落雷発生の増加と、電子機器の普及により、雷害による経済損失リスクが高まっています 。特に5G通信基地局や風力発電など落雷を受けやすい構造物の増加を受け、サージ防護デバイス(SPD)の需要が拡大 。JIS規格の改定による安全性強化や、スマホサイズの判定振動計による故障予知など、インテリジェント化する対策機器の最前線を追います 。
【新サービス】オムロン:最新技術を体感できる「オートメーションセンタ」をバーチャル化
オムロンは、東京・品川にある拠点「ATC-TOKYO」のバーチャル見学サービスを開始しました 。3Dカメラで撮影された360度ウォークスルー画像により、実際に歩いているような感覚で施設内を巡り、最新のロボットデモ機やシミュレーションプロセスをオンラインで体験することが可能です 。
3. 各ページ別の見出し・記事一覧
1面:総合ニュース・トレンド
- 国際標準化: 日本主導でロボットサービスの安全マネジメントに関する国際規格策定へ
- 実証実験: NEDO、自動走行ロボットを用いたラストワンマイル配送を全国で開始
- オムロン: オートメーションセンタ(ATC)をバーチャル化し、デモ機体験を提供
- 提言(FRP Consultant): 生産性向上に不可欠なベーススキル「文章作成力」の向上
- 連載:灯台: 電動キックボードに見るパーソナルモビリティの可能性と移動の価値
2面:新製品・技術トレンド
- ワゴジャパン: スプリング式端子台「TOPJOB S」に超小型タイプを追加
- 日東工業: 国宝・久能山東照宮へ放電検出ユニット「スパーテクト」等を寄進
- 日本モレックス: 1回の動作で挿入・嵌合が完了するFFC/FPC用ワンタッチコネクター
- タカチ電機工業: 過酷な環境下での5G基地局向け屋外ラック「SOMRシリーズ」発売
- IDEC: メンテナンスフリーで約5万時間の長寿命を実現した防爆LED照明「HLL形」
- Moxa: 日本法人「Moxa Japan」を設立し、3年後の国内売上倍増を目指す
- ターク・ジャパン: 大阪営業所を開設し、東名阪の営業・サポート体制を完備
- 連載:販売員心得: 女性が活躍する感情の領域を活かした新市場へのアプローチ
3面:デジタル化・最新ソリューション
- ハーティング: 200Aの大電流と1500Vの高電圧に対応したフロントマウントコネクタ
- 横河計測: 8チャンネル・500MHz帯域のミックスドシグナルオシロスコープ「DLM3000」
- THK: プログラム知識不要で自律移動制御が可能な搬送ロボット「SIGNAS」
- デンソーウェーブ: クラウドとデバイスを簡単連動させるデータ統合ソフトの新拡張版
- 日本システムウエア: AIでDCモータの異常予兆を検知する新ソリューションの提供開始
- オムロン: 人と物の距離を瞬時に測定する小型3D TOFセンサモジュールを発売
- オムロンソーシアル: 1台で多回路の電力計測とロギングが可能な電力量モニタ&ロガー
- 三菱重工工作機械: あらゆる加工に対応する門形マシニングセンタ「MVR-EXシリーズ」
- 人事異動: 三菱電機、三菱重工工作機械(9月1日付)の主要人事
4〜5面:雷害対策機器特集
- 市場分析: 温暖化と5Gインフラ普及で加速するサージ保護機器(SPD)の重要性
- 昭電: 国内初のSPD分離器内蔵ハイエンドモデル「AFD-Sシリーズ」を発売
- スワロー電機: 脆弱な電子機器を過電圧から守る耐雷トランス「SSCシリーズ」
- ピーアンドエフ: 簡単着脱が可能な超薄型サージプロテクタ「M-LB-5000シリーズ」
- フェニックス・コンタクト: 世界最薄幅3.5mmの計測制御回路用SPD「TERMITRAB complete」
- ARCジャパン: 「ARCジャパンフォーラム2020」を9月にオンライン開催
6面:IT・ITトレンド
- ベライゾン: 2020年度版データ漏洩侵害調査。サイバー犯罪の9割が金銭目的
- シュマルツ: 3Dビジョンとロボットハンドをパッケージ化した「3DIR」で自動化を支援
- 市場リポート: 世界の3Dマシンビジョン市場、2027年まで年率10%超の高成長予測
- SMC: 協働ロボット用真空グリッパユニットが「UR+」製品として認証取得
- フジテックス: エレベーター連携によりフロア間移動を可能にした自律搬送ロボットを発売
- 日本カイゼンプロジェクト: 動作経済の四原則。「両手」を有効に使い動作の数を減らす
7面:工場新設・増設、設備投資情報
- シャープ: JDI白山工場(石川県)の取得を正式発表。ディスプレイ事業を拡大
- 積水化学工業: 岩手と英国ケント州にメディカル事業の中間体製造拠点を新設
- キリンビール: 仙台工場にRTD(缶入り飲料)の製造ラインを新設。2022年稼働
- 明治: 十勝工場に同社初となる「フレッシュモッツァレラチーズ」生産ラインを新設
- ミツトヨ: 高畑ミツトヨの拠点を高知県香南市へ移転・拡充し、生産能力を2.6倍へ
- 味の素食品: 三重工場(四日市)で「ほんだし」とサプリメントの一貫生産体制を構築
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