メディカロイド 手術支援ロボットシステム、国産で初の承認

2020年8月26日

メディカロイド(神戸市中央区)は、手術支援ロボットシステム「hinotoriサージカルロボットシステム」が、国産の手術支援ロボットとしては初めて製造販売承認を取得した。

同社は、2013年、産業用ロボットメーカーの川崎重工業と、検査・診断の技術を保有し、医療分野に幅広いネットワークを持つシスメックスとの共同出資により設立された。

同製品は、オペレーションユニット、サージョンコックピット、ビジョンユニットの3ユニットで構成される。手術を実施するオペレーションユニットのアームは、ヒトの腕に近いコンパクトな設計で、アーム同士やアームと助手の医師との干渉を低減し、より円滑な手術が可能となる。サージョンコックピットは、執刀医の姿勢にあわせることが可能なように人間工学的な手法で設計され、執刀医の負担を軽減し、ストレスフリーな手術をサポートする。

ビジョンユニットは、サージョンコックピットに高精細な内視鏡画像を3Dで映し出し、執刀医と助手の医師との円滑なコミュニケーションをサポートする。はじめに日本市場で泌尿器科を対象に早期の市場導入を目指す。

合わせて同社と川崎重工業、シスメックスは、手術支援ロボットシステム事業で連携を進める。メディカロイドはhinotoriの製造販売元となり、同時に川崎重工とともに同製品とHFシリーズインストゥルメントの製造、診療科拡大に向けた新たな製品開発・製造を実施。シスメックスと連携して販売と医療従事者へのサービス・サポートを実施する。

川崎重工業は、同製品の製造と診療科拡大に向けた新たなインストゥルメントの開発支援、メンテナンス業務を担う。シスメックスは、同製品の総代理店となり、安全性を担保しながら効率的に手術を実施することができるネットワークサービス&サポートのコンテンツ開発や手術室全体の環境づくりへの取り組みを推進する。

hinotoriサージカルロボットシステム