ジック 2D・3D-Lidar活用 センサアプリ2種開発、コロナ対策 人数、間隔を測定

独・ジック社は、新型コロナウイルスの感染拡大を抑制する新しいセンサソリューション(Sensor App)として、「PeopleCounter(PeCo=人数カウンタ)」と「DistanceGuard(距離ガード)」を開発した。

2D・3D-Lidarセンサと組み合わせることで、公共の場や事前定義した場所で、推奨される人と人との最小距離を保つことが可能で、個人情報が特定されないため、利用企業にとっては衛生面だけでなくデータ保護法規の面でも安全性が確保できる。

人数カウンタは、3D-Lidarセンサ「MRS1000」と使用し、測定データが点群として生成され、輪郭に基づいて人を確実に識別でき、匿名化したデータ処理と広大な検出範囲により、人とその他の物の区別が可能。

センサは4層から構成されており、人の動作方向を明確に特定して、定義したゾーン内のその時点での人数を監視。最大人数を把握し続けるために、取得したデータがテレグラムとデジタル出力を介して出力される。また、複数のセンサを組み合わせることで、ショッピングセンター、空港や見本市会場などの、入り口と出口が複数ある比較的大きな領域もカバー可能になる。

距離ガードは、人と人との最小距離を維持しなければならない環境で、2D-Lidarセンサ「TiMxxx」と組み合わせ使用することで、2人の間隔を測定。2人の間隔が設定した最小距離を下回ると直ちに、光、音、または視覚的信号のいずれかで警告を発する。

オートメーション新聞は、1976年の発行開始以来、45年超にわたって製造業界で働く人々を応援してきたものづくり業界専門メディアです。工場や製造現場、生産設備におけるFAや自動化、ロボットや制御技術・製品のトピックスを中心に、IoTやスマートファクトリー、製造業DX等に関する情報を発信しています。新聞とPDF電子版は月3回の発行、WEBとTwitterは随時更新しています。

購読料は、法人企業向けは年間3万円(税抜)、個人向けは年間6000円(税抜)。個人プランの場合、月額500円で定期的に業界の情報を手に入れることができます。ぜひご検討ください。

オートメーション新聞/ものづくり.jp Twitterでは、最新ニュースのほか、展示会レポートや日々の取材こぼれ話などをお届けしています
>FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

オートメーション新聞は、45年以上の歴史を持つ製造業・ものづくり業界の専門メディアです。製造業DXやデジタル化、FA・自動化、スマートファクトリーに向けた動きなど、製造業各社と市場の動きをお伝えします。年間購読は、個人向けプラン6600円、法人向けプラン3万3000円

CTR IMG