【オートメーション新聞No.225】2020年度機械工業生産額見通し:10.4%減の65.4兆円、新型コロナでリーマン以来の苦境 / シーメンス「デジタル化コンサルティング」開始 / 富士通 設計者向けCAE無償提供 / 特集:暑中名刺広告(2020年7月29日発行)

1. オートメーション新聞 第225号の概要
本号(第225号・2020年7月29日発行)では、日本機械工業連合会が公表した2020年度の機械工業生産額見通しをトップニュースとして掲載 。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により、生産額は前年度比10.4%減の65.4兆円に落ち込み、リーマンショック直後に次ぐ厳しい状況となる予測を報じています 。一方で、シーメンスによる「デジタル化コンサルティング」の開始や、富士通による設計者向けCAEソフトウェアの無償提供など、ニューノーマル時代を見据えたDX(デジタルトランスフォーメーション)支援の動きが加速 。また、経産省による「J-Startup」地域版の始動など、スタートアップ育成を通じた産業活性化の取り組みも詳報しています 。
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2. 注目トピックス
【1面メイン】2020年度機械工業生産額:10.4%減の65.4兆円、3年ぶりの100兆円割れ
日本機械工業連合会の集計によると、2020年度の国内生産額は、東日本大震災翌年の水準をも下回る見通しです 。特に工作機械は3割以上の減少、ロボットも国内外の需要低迷により8.4%減と苦戦が続いています 。一方で、半導体製造装置は5G関連需要やテレワーク普及によるパソコン需要の増加を受け、7.1%増と唯一の回復材料となっています 。
【インタビュー】富士通 先崎部長に聞く:設計者向けCAE無償提供で製造業の働き方改革を支援
富士通は、設計者のテレワークを支援するため「COLMINA CAE」の期間限定無償ライセンス提供を開始しました 。従来のハイスペックPCを必要とする解析環境とは異なり、一般的なノートPCでも高速なシミュレーションが可能 。仮想設計・試作を推進することで、QCD(品質・コスト・納期)の向上と感染リスクの低減を同時に実現するニューノーマル時代の最適ツールとしての活用を提案しています 。
【新サービス】シーメンス:デジタル化コンサルティングを8月より本格始動
シーメンスは、製造業のDXを加速させる「デジタル化コンサルティングサービス」を開始します 。工場の現状と「あるべき姿」のギャップを分析し、デジタルツインを活用したロードマップを提示 。世界各地で培った同社のスマートファクトリー構築のノウハウを、国内の現場改革に直接投入する画期的なプログラムです 。
【新市場参入】オータックス:ミスミのコネクタ事業を譲受し、産業機器向けラインアップを大幅強化
DIPスイッチ等の大手メーカーであるオータックスが、ミスミのコネクタ事業を一部譲受しました 。これにより、既存のスイッチ・端子台事業にコネクタ製品が加わり、制御盤や工作機械向けの「総合的な接続機器サプライヤー」として、より多角的な提案と売上拡大を目指します 。
【業界トレンド】日本の製造業再起動:テレワークによる「企業文化」の変容とガバナンス
アルファTKGの高木社長は、富士通のオフィス半減ニュースを例に、テレワークが製造業に与える衝撃を解説 。中小製造業においては、現場作業のデジタル化に抵抗がある一方で、RPA(ロボットによる業務自動化)導入による事務・設計部門の「近代武装化」が、感染対策と生産性向上を両立させる新たな武器になると提言しています 。
3. 各ページ別の見出し・記事一覧
1面:総合ニュース・トレンド
- 日本機械工業連合会: 2020年度の機械工業生産額見通し公表。前年比10.4%減の65.4兆円
- シーメンス: デジタル化コンサルティングを8月から開始。スマートファクトリー構築を支援
- オータックス: ミスミより一部コネクタ事業を譲受。産業機器向けの品揃えを強化
- 経済産業省: 「J-Startup」地域版プログラムを開始。北海道、東北、関西のスタートアップを支援
- 提言(アルファTKG): テレワークがもたらすパラダイムシフトと中小製造業の「感染対策ガバナンス」
- 連載:灯台: デジタル庁創設への期待と、既存のビジネスモデルを変革するデジタル技術の活用法
2面:新製品・技術トレンド
- CALEXテクノロジー: 国内防爆検定取得済みのワイヤレス2次元バーコードスキャナを販売開始
- アズビル: スマートフォン等で手書き作業をデジタル化する「作業記録サービス」正式版を発売
- ゼブラ・テクノロジーズ: モバイル端末間で距離を計測し、濃厚接触を警告・追跡するソフトウェアを提供
- 日本モレックス: 誤嵌合を防止する「LiNKコネクターシステム」に2.50mm/3.00mmピッチを追加
- 東芝インフラシステムズ: AIを活用してアナログメーターを数値化するiPhone版読取支援サービスを開始
- 横河計測: 光通信デバイス開発向けの高速センサーモジュール2モデルを発売
- 連載:令和の販売員心得: 見込み客アプローチの極意。相手の仕事に「素直な興味」を示す重要性
3面:デジタル化・最新ソリューション
- ソディック: アルミ造形サービスを開始。シリンダブロック等の複雑形状を超短納期で試作
- シュマルツ: 柔らかいワークを傷つけないハニカム構造のベローズタイプ真空パッドを追加
- シュマルツ: 大吸込量タイプの高機能コンパクトエジェクタ「SCPS-L」シリーズを投入
- 日本モレックス: 嵌合時の誤差・ズレを吸収し基板への負荷を軽減するフローティングコネクター
- ミスミ: 無料のアルミ筐体設計ソフト「MISUMI FRAMES」の利用者が1万人を突破
- キャプテンインダストリーズ: 狭い場所でも180度開閉が可能な安全柵用「コンバインド・ドア」を発売
- 市場リポート: 世界の製造実行システム(MES)市場、2027年まで拡大基調と予測
4〜5面:暑中名刺広告特集
- 業界有力企業各社: 富士電機、オムロン、安川電機、IDEC、キーエンス、ロックウェル他、多数掲載
6面:IT・ITトレンド
- 富士通: ニューノーマル時代の働き方を支援。設計者向けCAE「COLMINA CAE」を無償提供
- 日本カイゼンプロジェクト: 改善は誰のために行うか?「お客さま、会社、そして自分自身」の三方よし
- 展示会情報: 国内初の空飛ぶクルマ技術展「フライングカー テクノロジー」他、4展が最終募集中
7面:工場新設・増設、設備投資情報
- ホロン: 東京都立川市に半導体検査装置の新工場建設用地を取得
- タグチ工業: 鳥取県に厚板加工の効率化を狙う「大山工場」を2021年4月に竣工予定
- 大和ハウス工業: 山形県に次世代環境配慮型工場「D’s SMART FACTORY」を完成
- コマツ: グローバルの素形材マザー拠点となる新シールリング工場の稼働を開始
- 明治HD: 中国・広州市に牛乳・ヨーグルトおよび菓子事業の拡大に向けた新会社を設立
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