横河電機の共焦点スキャナユニット、ISSに無事到着

横河電機の共焦点スキャナユニット「CSU-W1」を搭載した共焦点顕微鏡システム「COSMIC(コズミック)」が、5月26日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の宇宙ステーション補給機「こうのとり」9号機によって、国際宇宙ステーション(ISS)に搬入された。
 
ISSは地上約400キロメートル上空に建設された宇宙施設で、ISSの日本実験棟「きぼう」は、日本初の有人実験施設であり、ISSの中で最大の実験モジュールとなっている。千代田化工建設が開発したCOSMICはこの「きぼう」に設置され、2020年秋から生命科学分野の実験に活用される予定。地上では実現できない宇宙の微小重力環境における高度なライブセルイメージングが可能となり、基礎生命科学や細胞医療への貢献が期待されている。
 
COSMICに搭載された横河電機のCSU-W1は、生きた細胞内のたんぱく質の動きや生理反応のリアルタイム観察を可能にするユニットで、細胞を扱う研究分野でグローバルに活用されている。同社は計画当初から、千代田化工建設やJAXAとCOSMICの開発に携わってきた。

共焦点スキャナユニット「CSU-W1」
国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」©JAXA/NASA

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