SPEめぐる競争加熱、各社協業し標準化へ動き

2020年5月13日

デジタル化によってEthernet技術が産業用でも広く使われるようになるなか、産業用に特化した新たなEthernetケーブル・コネクタ技術としてSPE(シングルペアイーサネット)を巡る動きが活発化している。

SPEは1本のペア線で、ギガビット伝送と、PoE(PoDL)による電力とデータ伝送ができ、高速伝送や省配線、接続信頼性を実現する。FA・スマートファクトリーのほか、スマートビルディングや自動運転など、いわゆる機器間通信をベースとする産業のスマート化全般に有効な技術として注目されている。

ケーブルやコネクタメーカーで技術開発が進み、さらに各社協業による標準化やエコシステムの動きが激しくなっている。

2019年11月にはハーティングとTEコネクティビティ、ヒロセ電機ら7社が中心となって「SPEインダストリアルパートナーネットワーク」を結成。MURR、モレックス、アンフェノール、イグスなど20社に拡大している。

またフエニックス・コンタクト、ワイドミュラー、R&M(Reichle&De-Massari)、フルークネットワークス、テレガートナーも20年4月20日に「SPEシステムアライアンス」を発足。ジック、Datwyler、Kyland社、Microchip Technology、Rosenberger、O-Ring、Draka/Prysmian Group、University 4 Industryが参加している。