オムロン シミュレーションソフトウエア、実機同等の検証OK 短期で立ち上げも

オムロンは、業界初となるロボットと周辺機器の動きを連動させ、統合検証できるシミュレーションソフトウエア「Sysmac Studio 3Dシミュレーション」を4月から発売した。設備全体をデジタル上に再現し、実機と同等の精度で動作を簡単に検証することができる。

従来のシミュレーターは専用ソフトのため高価で専門知識が必要であり、さらに、設備を制御するコントローラとは別のソフトウエアを使用するため、シミュレーション結果と実機動作を一致させることが難しいという課題があった。

新シミュレーションソフトウエアは、同社の主力制御用コントローラ「NJ/NXシリーズ」のプログラミング用ソフト「Sysmac Studio」に、シミュレーション機能のオプションライセンスを追加するだけで、生産設備の動作シミュレーションを簡単に実現。メカ設計者と電気設計者が、設備設計の早い段階で協議しながら並行して設計でき、短期での立ち上げを可能にする。

シミュレーション動作は、実機のロボットや制御用コントローラ自体の動作まで再現するエミュレーター方式のため、実機との動作精度やリアルタイム性が高く、設備の生産能力の確認、立ち上げや改造に要する時間などを短縮することが可能。設備稼働後は、実機の動作状況をデジタル上で確認、モニタリングすることができる。

「Sysmac Studio 3Dシミュレーション」イメージ画像

オートメーション新聞は、1976年の発行開始以来、45年超にわたって製造業界で働く人々を応援してきたものづくり業界専門メディアです。工場や製造現場、生産設備におけるFAや自動化、ロボットや制御技術・製品のトピックスを中心に、IoTやスマートファクトリー、製造業DX等に関する情報を発信しています。新聞とPDF電子版は月3回の発行、WEBとTwitterは随時更新しています。

購読料は、法人企業向けは年間3万円(税抜)、個人向けは年間6000円(税抜)。個人プランの場合、月額500円で定期的に業界の情報を手に入れることができます。ぜひご検討ください。

オートメーション新聞/ものづくり.jp Twitterでは、最新ニュースのほか、展示会レポートや日々の取材こぼれ話などをお届けしています
>FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

オートメーション新聞は、45年以上の歴史を持つ製造業・ものづくり業界の専門メディアです。製造業DXやデジタル化、FA・自動化、スマートファクトリーに向けた動きなど、製造業各社と市場の動きをお伝えします。年間購読は、個人向けプラン6600円、法人向けプラン3万3000円

CTR IMG