【各社トップが語る2020】日本ワイドミュラー「プッシュイン端子台に注力」中村淳 代表取締役社長

2020年1月8日

日本ワイドミュラー 中村淳 代表取締役社長

 

2019年は市況の悪化により欧州が厳しい状況だったが、アジアと米州が好調となり、グループ全体では前年同様の売り上げを確保できた。特にアジアでは、日本を含む各国が連携し、お客様にサービスを提供する体制を強化してきたが、その成果が顕著に表れた年だった。日本も厳しい市場環境の中で二桁伸長を達成し、増収増益を実現できた。

日本の太陽光発電市場は縮小傾向だが、大型発電所向け接続箱ではトップシェアを維持することができ、安定供給を目的に、マレーシアに新工場を建設した。今後は太陽光発電所の維持管理に適した各種センサーやネットワーク機器を含め、トータルソリューションを提供していく。

また、19年3月にIDECと戦略的パートナーシップを結び、今後は日本でも端子台のトップシェアを目指し、特に強みであるプッシュイン端子台の普及に注力していく。

グローバルでの市場の回復は20年後半とみているが、プッシュイン端子台を使用した製品群は、現場の要望が多い接続工数削減やスペースセービングに貢献可能なため、20年も高い伸長率になると考えている。

盤内のプッシュイン化に注力し、プッシュイン端子を備えた電源、リレー、リモートI/O、PLC、ネットワーク機器、さらにプッシュイン端子用の工具など、多数の製品をラインアップしており、パートナー代理店との拡販活動の結果が出つつある。20年はなお一層この協力関係を強化していきたい。

また、プッシュイン製品としてはプリント基板用端子台も強みであり、19年には中国に新工場、新試験施設を建設した。産業機器メーカーのプッシュイン端子をプリント基板に実装した製品開発において、各社の製品開発の一員として、設計、試作、評価、量産まで、スピーディーで一貫したサポートを提供していく。

 

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