【各社トップが語る2020】NKE「イノベーションを実現」中村道一 代表取締役社長

2020年1月8日

NKE 中村道一 代表取締役社長

 

市場景況感はネガティブな評価が多い中、当社は昨年と同等の業績を見込める状況で推移している。自動化・省力化ニーズは絶えないことを実感している。ニーズを汲み取る営業、応える開発により、新製品も次々に提供している。

海外は、特に中国での自動化ニーズが高まってきており、さばききれないほどの案件が発生している。上海に営業拠点を設け、さらなる拡大を見込んでいる。

社内体制として、2019年1月に開設した新本社ビル「イノベーションセンター」は、同じフロアに営業と開発部門などを一緒に配置しており、日常業務での社内のコミュニケーションは活性化している。意見交換の頻度が上がり、営業/開発両面で強化されたと感じている。名称通り、「イノベーション」を実現していっているといえる。

各製品の開発は社内だけでなく、社外の人や意見も交えながら進めている。19年4月に発売した人工筋肉を使用した腰背部サポーター「腰助くん」の評判は非常に高く、口コミなどで着々と売れている。重い軽い問わず現場作業でのサポートや、日常生活やスポーツでの使用など、利用シーンも幅広い。現在、利用者からの要望やアイデアを取り込んだ新製品を開発中だ。医療機関との共同開発製品も進行中である。

IoTツール「れんら君」でも様々な意見を集約し、新製品「みまもりれんら君」を開発した。温湿度を計測し、夏場は熱中状態の危険度、冬場は火事やインフルエンザの危険度を見える化する。工場だけでなく介護施設や病院、学校など人の集まる場所で活用できる。

来年度からの3カ年計画を現在策定中だが、積極的に取り組む。20年は売り上げ20%増を目標とし、中国を中心に拡大を目指す。そして、イノベーティブな新製品はさらに提供していきたい。

 

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