【各社トップが語る2020】相原電機「トランスと会社の未来探求」城岡充男 代表取締役社長

相原電機 城岡充男 代表取締役社長

 

2020年4月期の業績は、上期で売り上げが前年同期比7~8%下がっている。特にカタログ商品は2桁ダウンしている。19年暮れぐらいからは少し動きが活発化しつつあり、通期で落ち込みをどこまで挽回できるか、今後の回復に期待している。しかし、市場を取り巻く環境が悪い中でも、55年間培った販売代理店との信頼関係から、小さな注文を集めてくれることで売り上げの大きな落ち込みを抑えてくれていると思う。

トランスの市場は絶対に無くなりはしないが、取り巻く環境は厳しくなっている。その中にあって、トランスの需要が見込める新しい市場の開拓が求められているが、現在、EV(電気自動車)と蓄電池関連の動向に注目している。

昨年、「令和」に改元され、新たな時代がスタートした。当社にとっても令和元年は、創業55周年、法人化50周年、そして社長就任15周年と「555」と5の並んだ年となり、記憶に残る1年となった。

このほど、小型・省スペース(薄型)で軽量タイプのトランス「SMAシリーズ」を発売した。コネクター接続を採用しており、縦置き、横置き、平置きなど、用途に応じた設置方法が選べるのも大きな特徴だ。トランスの小型化は熱対策が大きなポイントで、ただ小型化すれば使えるというわけでなく、トランスから発する熱で本体温度が上昇することから、放熱をどのように行うかが重要になってくる。

19年8月から社内に当社の未来を考えるために、社員8人で構成した「FPTプロジェクト」をスタートさせている。10年後のトランスや50年後の当社の姿、さらにはものづくり以外への展開など、トランスプロの眼からの自由な発想で議論している。

今年もトランス専業メーカーとして、製品の安全・安心を重点に焦らずに取り組んでいきたい。

 

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