【各社トップが語る2020】リタール「生産性向上の本質を問う」新岡卓 代表取締役

2020年1月8日

リタール 新岡卓 代表取締役

 

近年中小企業の後継者不在・人手不足に起因する廃業が相次いでおり、制御盤業界においてもサプライチェーンの維持と生産性向上が喫緊の課題となっている。当社は姉妹会社のEPLANと制御盤設計・製造の大幅な効率化を実現するバリューチェーンを打ち出し、生産性向上に寄与している。

2019年11月に開催された展示会IIFESでは、EPLANで設計した3Dレイアウトとそのデータを用いて製造したデモ盤をデジタルツインとして展示し、バリューチェーンの具体例を提示することで来場者より大きな反響を得た。

20年はバリューチェーンの核となる「全自動ワイヤ加工機WTワイヤターミナル」及び「3D切削加工機Perforex」の日本での販売開始を目指す。特にワイヤターミナルは、リタールオートメーションシステムという制御盤製作自動化ソリューションの中核をなす製品で、従来手作業で行っていたキッティング作業を自動化し、配線作業の時間を約40%削減することが可能だ。

ドイツではインダストリー4.0のもと、ものづくりにおける効率化は既に先行して進んでおり、中小規模の盤製造業者がEPLANの3D電気設計CADとワイヤターミナルを導入し、劇的に設計・製造を効率化・工期短縮した事例もいくつか報告されている。日本でもワイヤターミナルの導入を進め、盤製造効率化のモデルケースをお客様と作っていきたい。

また、盤筐体に次ぎ売れ筋製品である盤用クーリングユニットについても、昨年Blue e+のルーフ型や屋外用クーラーを新たにリリースし、ラインナップを増強して幅広くお客様のニーズに応えるよう取り組んでいる。リタールのクーラーをネットワークに接続する機器を使い稼働状況を遠隔監視するソリューション等を展開し、製造業のIoT化推進に貢献していきたい。

 

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