【各社トップが語る2020】日東工業「新しい技術で減災に繋げる」佐々木拓郎 取締役社長

2020年1月8日

日東工業 佐々木拓郎 取締役社長

 

昨年5月に「令和」という新しい時代がスタートし、全英女子ゴルフの日本人選手の優勝やラグビーワールドカップでの日本チームの躍進など多くの明るい話題があった。一方で大型台風などによる自然災害により甚大な被害もあった。海外に目を向けると、米中貿易戦争やブレグジット問題など歴史を揺るがすような出来事が頻発したように思われる。

さて、令和2年となる2020年の当業界の景気動向については、国内の設備投資の伸び率は鈍化に推移するとみられる一方、東京オリンピック・パラリンピック需要やリニア開通に向けての開発、中間駅設置都市における駅前再開発、学校空調案件など業界全体としては少しずつ明るい兆しも見えつつある。

このような状況のなか、当社としては、大規模地震による通電火災の防止に有効な「感震ブレーカー」の普及拡大と、災害時の電源確保に効果的な「独立電源システム」の普及に注力している。

その他、JECA FAIR2019製品コンクールで「経済産業大臣賞」を受賞した放電検出ユニット「スパーテクト」は建物火災要因の4分の1を占める電気火災を未然に防ぎ、安全・安心な生活環境に貢献する製品として高く評価された。このように防災と減災につながる製品を社会に提供することで、地震対策以外にも災害時に効果が発揮されると期待している。

また、スタートアップ企業との資本提携や、国内外のグループ会社と連携し「モノ価値」に「コト価値」をプラスすることで、IoT・AIなどの技術革新に対応する次世代のビジネスモデル創造に向け注力。

さらに、耐震試験設備や風雨試験設備など充実した試験設備で製品の性能評価試験を行い、安全・安心な、より高い品質の製品・サービスを提供することで、皆様のお役に立てるよう全力を挙げて取り組んでいく。

 

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