【各社トップが語る2020】壬生電機製作所「チャレンジの継続」古野修 代表取締役社長

2020年1月8日

壬生電機製作所 古野修 代表取締役社長

 

2019年8月期の売り上げは前期比約10%増と順調。端子台の売り上げ比率は50%未満となり、プリンタなどの諸事業が拡大している。少子化、無人化、労働環境改善、エネルギーなど直近の課題に関係した、さまざまな案件も増加している状況。

海外市場への取り組みも進んでおり、今後は中国、ヨーロッパ市場へのプリンタの販路拡大をより積極的に行っていく。中国市場進出は第2フェーズに入り、現地代理店2社との契約やサポート体制整備、展示会への出展と、本格的に活動を進めている。確実に販売は拡大する見込みだが、さらに認知を拡げるためにSNSやEC出店なども検討している。

ヨーロッパは開拓のフェーズである。ドイツのクラウス社の日本支社社長の兼務を行うことになったのと、WISKAとビーランドの代理店としての役割から、ドイツメーカーとの取り引きが広がり、ドイツ起点でヨーロッパへ進出していく計画。

20年は、営業所設営や増員による「機動力」の向上と、技術者を現場に向かわせることにより「開発力」の間口とスピード向上、さらに利益構造の見直しなど「財務改善」を方針としている。国内国外の変化スピードに対応できる体力を整えていく。

取り組みとしては「循環」がキーワード。中国での取り組みを国内にフィードバックしていく良い循環を作り、ものづくり自体をスマートにしていく。取引先各社も技術・人手に課題があり、さまざまなニーズが発生している。現在も可能な限り応えていっているが、さらに多くの要望に応えていき、事業へフィードバックする循環を作っていく。

規模や量だけの追求ではなく、スピード、生産性を向上することで、より多くのニーズに応える価値の高い貢献を目指していく。そのためのチャレンジを続けることが大事だと考えている。

 

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