【各社トップが語る2020】ジック「幅広い分野に新製品投入」松下実 代表取締役社長

2020年1月8日

ジック 松下実 代表取締役社長

 

2019年12月期は売り上げが前年比で20%増の60億円と過去最高を更新した。物流システム向けの販売がネット販売の増加などで自動化投資が拡大、約5割増と大きく伸長。また、PAでは船舶排ガスの新規制が20年から始まるのを前に、SOxモニタリングができる排ガス検知装置の販売が飛躍的に増えている。FAは景気の影響は受けたものの微減である。

20年12月期も2桁の売り上げ増を計画している。今後も年率15%の伸長を目指し、5年以内に売上高120億円を達成したい。

今年はタイヤの品質検査システムやロボット向けビジョンシステムが大手ユーザーでの採用が決まっている。またAGV向けセーフティレーザスキャナでは、世界最薄80ミリでSIL2に対応し、1回転で8万パルス発光し周囲を計測する高精度・高信頼性製品の販売を開始する。

屋外用レーザスキャナの用途も広がっており、建機やフォークリフト、農機などトランスポート向け用途は、中長期的に大きな伸びが見込める。当社では、アウトドアでのIEC規格に世界で唯一適合した製品の販売もしている。また、インフラ用途では、電車の床下に3Dカメラを搭載してレール及びボルトの状態を高速で検査する需要が拡大してきている。

FA向けの販売は、今年は、大きな伸びを見込んでいる。生産性を落とさないロボット向けセーフティアプリケーションパッケージは、危険(停止)、警告(減速)、安全の3つの領域に応じてロボットのスピードを変えられるシステムで、今後の普及が見込める。また、ロボットハンドの先端に距離センサを搭載するソリューションをロボットメーカーに提案しており、数年以内に大きく売り上げに貢献することが期待できる。

今年も、お客様へのサポートやサービスも一層強化していきたい。

 

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