【各社トップが語る2020】アイ・ビー・エス・ジャパン「ワイヤレス需要を追い風に」望月綾子 代表取締役社長

2020年1月8日

アイ・ビー・エス・ジャパン 望月綾子 代表取締役社長

 

2019年は「ワイヤレスのプロフェッショナル」を掲げて産業用無線に注力し、とても好調だった。産業用EthernetやIIoTも堅調で、売り上げは前年度比13%の成長となった。

その大きな要因となったのが、エンドユーザー向けのソリューション提案の強化。代理店販売と直接販売で戦略を明確に分け、代理店販売ではパートナー企業と協力し、販売店が提案しやすいように勉強会や内覧会への出展を積極的に行い、良い効果を生んだ。

20年から決算期を12月に変更する。仕入先の海外企業の戦略と歩調を合わせて営業の相乗効果を上げるためだ。今年も引き続きMOXAとワイヤレスソリューションを中心に売り上げ8%増を目指す。

20年春にはMOXAとトレンドマイクロの合弁会社であるTXOne Networksから産業セキュリティボックスが、MoxaからもTSNスイッチが新製品として発売される予定だ。また現在、工場内はたくさんの無線によって混信が頻発し、その対策として無線環境の見える化ニーズが高い。無線LANの電波の広がりを可視化できるekahauに力を入れたい。

ほかにもCANバスインターフェースを取り扱うスウェーデン・KVASER社、台湾の産業用PCメーカーのneousys社、台湾のIPカメラメーカー・VIVOTEK社の製品取り扱いを開始した。いずれも品質が良く、お客様の要望を受けて始めたもので期待は大きい。

20年2月には東京・新宿のショールームを充実させ、ソリューションごとに特長とシステム構成をパネルにまとめて、ひと目で内容が分かる展示スペースを設ける。実機で遠隔監視や制御が体験できるデモ機を設置してお客様との接点を強化したい。

WEBサイトも、もっと使いやすく、情報を見つけやすいように刷新を予定している。

 

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