【各社トップが語る2020】日本モレックス「IAS4.0対応品投入」吉田憲司 シニアマネージャー

2020年1月8日

日本モレックス
ビジネスデヴェロップメントアジア インダストリアル オートメーション
吉田憲司 シニアマネージャー

 

当社の製品は大きく分けて、ロボットメーカー向けを中心に販売しているネットワークのソフトウェアスタックやカード、PLCの下につながるネットワークIO、及びハードウェアIO、それにケーブルとコネクタになっている。

2019年度売り上げは前年度と比べ低調に終わった。ロボットメーカー向けの需要が停滞していることに加え、ITとOTを融合した次世代スマートファクトリーへのイノベーションコンセプトである「IAS4.0(Industrial Automation Solutions)」に対応したエッジコンピュータやエッジゲートウェイ、エッジデバイスなどをチップ化したIoTデバイスの開発が1年間遅れたことが大きく影響している。

IoTの進展とクラウドサービスの活用が主流となる中で、工場のデジタルトランスフォーメーションへの取り組みも、安全と非安全、それにサイバーセキュリティ対策が同居したコントロールが重要になってくる。この中で、OPC UAは豊富なセキュリティ対策を内蔵していることに加え、OPC UA TSNセーフティの試作製品の試験が20年3月に予定されている。OPC UAの普及は当社にとって追い風になってくることが予想され、いままでのPLCメーカー主体からIT側が主導する方向に変化してくるだろう。

20年度は売り上げ倍増を計画している。今年4月からIAS4.0に対応した機能安全セーフティPLCやスマートIO、IP67マネージドスイッチ、セーフティDC電源などを相次いで投入できることから、自動車、工作機械、ロボット、物流などでのトップ5ユーザーをターゲットにした専任の営業体制を構築している。同時に、エンジニアリングセールスができる販売店とも協業していきたい。

 

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