【各社トップが語る2020】オータックス「製造受託サービスを強化」富田周敬 代表取締役社長兼CEO

2020年1月8日

オータックス 富田周敬 代表取締役社長兼CEO

 

2020年3月の売上高は、米中の貿易戦争など世界経済の混迷により、前年度実績の111億円には到達できない見込みであるものの、大台の100億円達成に向けて、残り3カ月間、最後追い込みを図っている。

現在、20年4月からスタートの中期経営計画を立案中であるが、この計画では売上高200億円を目指す内容を盛り込む考えだ。

中国・広東省の鶴山工場が19年10月から稼働している。アジア最大級のアルマイト加工ラインを有し、80インチのテレビフレームを4辺同時にアルマイト処理が可能になるなど、最新鋭の設備を導入している。

第1期工事では、敷地面積約6万8600平方メートルに、3階建て床面積4万5000平方メートルと3万4000平方メートルの建物2棟を建設したが、第2期工事用に隣接地に約6万6000平方メートルの敷地を確保している。

製造受託サービス業的な立場で、ファブレスメーカーのものづくりの裏方として、IoTを活用したものづくりの見える化、材料の大量一括仕入れによる資源の有効活用、超音波金属接合技術による品質向上とコスト低減などでお客さまにものづくりをお手伝いしていきたい。現在の中国・深センの拠点は、鶴山工場への移転と一部をR&Dセンターとして活用する。

20年は半導体製造装置や5G関連が立ち上がると思われる。特に中国は「セミコン立国」を目指した動きを強めるだろう。19年1月に自動車業界品質規格「IATF16949」の認証を取得し、スイッチやコネクタで自動車業界に向けた展開も今後検討していく。

新商品として、20年2月にロータリーDIPスイッチKZシリーズの発売を予定している。また、今年2月開催のテクニカルシヨウヨコハマに出展する。

 

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