【各社トップが語る2020】中央電子「60年の歴史で社会貢献」松井達之 代表取締役社長

2020年1月8日

中央電子 松井達之 代表取締役社長

 

2020年3月期の売り上げは、当初から半導体関連の需要見通しが厳しいと見て、前年度実績を下回る慎重な計画を立てた。現在のところその計画通り推移しており、少し上振れ傾向である。まだ回復時期は特定できないが、半導体需要の増加に備えて工場の生産革新や品質向上に向けた取り組みを進めている。

そのひとつとして、プリント基板用の画像検査装置を導入し成果が出始めている。昨年10月に開催した恒例の「CECプライベート展」は今回も盛況で、前回より10%増の140社から約550人が来場した。お客様には直接お取引をしている大手メーカー様の経営層の来場も多く、当社をよく知って頂く機会になった。今年も開催を予定している。

20年は創業60周年と大きな記念の年にあたる。「広がりゆくIoTは、中央電子のつなぐ技術とAIで!」を合言葉に、今年4月の「IoT&5Gソリューション展」に、当社の全体を知ってもらう展示を行い節目のスタートを切る。

21年3月期の売り上げは、前半は苦戦が予想されるが、後半は半導体を含むIoT関連での需要増などを見込み、前年度比増で考えている。商品も、エッジコンピューティングに対応したスマートキャビネット、カスタマイズニーズに応えたカート、クラウド活用による新たなセキュリティサービスや無線利用の監視ソリューション、受託開発部門でもEtherCAT関連やAIの活用などでお客様の課題解決の提案など、期待できるソリューションがたくさんそろっており今後が楽しみだ。

電子技術を活用した開発で社会に貢献していく経営を60年間続けてきた。人手不足や働き方改革が進む中にあって、IoT時代に対応した次の時代に向けて今後も社内の変革を続けながら、お客様の困りごとの解決に取り組みたい。

 

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