【各社トップが語る2020】IMV「振動センサで予知保全実現」小嶋淳平 代表取締役社長

2020年1月8日

IMV 小嶋淳平 代表取締役社長

 

IMVは創業以来60年余り、一貫して振動試験装置分野のパイオニア企業として社業を伸ばしてきた。いわゆる試験用の加振装置の専門メーカーとして、自動車、鉄道車両、航空宇宙といった大きなものから、電子業界における検査・試験用の加振器といった小さなものまで、「加振」という分野においては多くの製品を取りそろえ、日本では70%の市場シェアを、そして世界でも約30%のシェアをいただいている。

加振器・装置の専門メーカーである当社は「測振」、つまり振動を測るという分野でも約40年の歴史を有し、振動計測機器も製造販売しているが、主に検査および品質管理用の計測機器で使用されている。

片やモノづくりの最前線である、工場現場では機械の予知保全をセンサでやれないものかと長年研究がなされてきたものの、検出器である圧電素子が高価なために振動センサの普及は現在に至るまで遅れてきた。

2019年秋、当社は高価な圧電素子を使わずに振動を安価で簡便に測る事の出来る振動センサ「VP8021A」を、FA(ファクトリーオートメーション)業界に向けて発売開始した。長年の懸案とされてきた「予知保全」、そして「制御分野」のニーズに振動というパラメータを通して、これからお客様の機械装置やモノづくりのお役に立てることができる。

FAの世界では、IMVの社名はほとんど知られていないと思われるが、IMVが生産現場の機械の予知保全のニーズにお応えできるセンサを開発した。「振動屋が作った振動センサ」メーカーとして、これからも数多くの製品を開発し、加振から測振まで一貫して自社技術で提供できる唯一のメーカーとして、20年からFAのお客様とのお付き合いを始める。

「予知と保全のIMV」として今後お役立ちできるようにがんばっていきたい。

 

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