【各社トップが語る2020】ロボコム・アンド・エフエイコム「南相馬から世界へ発信」藤井幸一郎 取締役

2020年1月8日

ロボコム・アンド・エフエイコム 藤井幸一郎 取締役

 

ロボコム・アンド・エフエイコムは、FAやロボットのSIer、専用機メーカーの後方支援をする企業である。海外人材の育成および派遣、間接業務の受託代行、SIerに必要な各種の管理システムに関するクラウドサービスの提供や、大型加工品や超精密部品、試作品の製作を行う。次世代デジタルファクトリーを構築するコンソーシアム「Team Cross FA」幹事企業としても同様の役割を担う。

2020年は福島県南相馬市のロボットテストフィールドに隣接する南相馬市復興工業団地での工場建設が開始される。人手不足、海外の人件費の上昇などによって自動化のニーズはさらに高まると予想されている。

業容が拡大するときにネックになるのが、後方支援(バックオフィス)の体制構築である。これは多くの企業で後回しになりがちだが、利益率と大きな相関があることがわかっている。しかし、SIerにとって、人やITシステムをフル装備することは容易ではない。ロボコム・アンド・エフエイコムでは、そういった企業をサポートしたいと考えている。

加工や試作品の製作請負については、現時点での最先端の機械を導入する予定である。特に装置に使われる大型金属部品の加工を担える企業は多くなく、納期・品質・コスト全てにおいて貢献できると考えている。

また、自動化を早く安く実現したい企業向けに、レディメイド型のロボットシステムパッケージの販売も同時並行で進めていく。20年はこのパッケージの企画・開発を行う。そして、これらの開発に海外の高度人材を充てることで、人材育成を同時に行っていく。本年はロボコム・アンド・エフエイコムにとって、飛躍の準備期間という位置付けである。この一年にしっかりと準備し、FA業界の発展に貢献していきたい。

 

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