【各社トップが語る2020】北陽電機「盤石な礎を築く1年」尾崎仁志 代表取締役社長

2020年1月8日

北陽電機 尾崎仁志 代表取締役社長

 

2020年3月期の業績は売り上げ17%減、営業利益25%減の見込み。好調だった前年度の反動で、お客様の在庫過多が発生し、第1四半期に注文が激減したことが大きな要因。また、半導体市場の悪化やアジア圏の落ち込みの影響もあった。下期からは半導体製造搬送設備が活発化し、月平均売り上げが昨年並みに伸長しており、今後の需要も見込まれる。

製品としては測域センサや光データ伝送装置が好調。測域センサ「URMシリーズ」を搬送やロボット等の主力業界を中心に、屋外環境用途の市場開拓と売上増も進行している。来期にはハイスペック仕様の「UGMシリーズ」を発売し、さらなる売上向上を図る。また、セーフティレーザスキャナは安全市場への拡販強化を行い、シェアアップを達成した。

75期になる21年3月期は、10%超の成長を見込んでいる。強みである半導体製造の搬送と一般物流、新市場である屋外環境用途市場は強化していく。注力製品の測域センサは競合企業が台頭してきているが、各種新製品の展開と、単体販売だけではなく、お客様ニーズに合ったシステム応用製品の展開で対応していく。

営業施策としては、海外ではアジア圏への拠点展開、国内では販売店へのサービス強化を行う。また、自社へは新たに基幹システムを再構築し、開発、生産、販売の業務効率を向上させ、お客様への納期、製品品質等の満足度向上を図る。イベントは年4回の展示会出展と、販売店、ユーザー様向けセミナーを予定している。

中期経営計画の売上目標100億を2年前倒しで73期に達成した。最終年度にあたる75期は、先人たちが築き上げてきた長い歴史を引き継ぎ、激しい経営環境の変化に適応し変革を続ける企業として、将来に向けてさらなる飛躍を目指すための盤石な礎を築く年としたい

 

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