【各社トップが語る2020】光洋電子工業「グループ連携を一層強化」森豊 代表取締役社長

2020年1月8日

光洋電子工業 森豊 代表取締役社長

 

2020年3月期の単体売り上げは、前年比5%減程度になりそうだ。米中関税障壁の影響でエンコーダ、HMIなどのFA事業が苦戦している。一方、車載・電装事業は堅調である。

20年も米中の貿易摩擦が長期化し、景気は厳しくなることが予想されるが、半導体業界では復調の声も聞こえてきている。今年も顧客ニーズに対する感度を上げ、全社一丸となって次なる商品開発に取り組むとともに、自助努力により強靭な体質を身に着けながら、次のビジネスチャンスに繋げていきたい。特に、車載・電装事業ではソフト開発も含めた取り組みを強めることで、全体売り上げ目標の達成を目指す。

昨年は「ポン付BOX」や「OnSinセンサ」といったIoE関連製品の販売を行いながら、並行して社内の生産現場でも活用して直行率・可動率の見える化を推進し、課題の解決と改善を進めた。その実績をもとに、ジェイテクトグループの各工場にも提案し、生産改善に貢献していく。いままでのモノ売りからコト売りへの販売シフトであり、グループ間のシームレスな連携強化にもなっている。

昨年のIIFESにジェイテクトと共同で出展し、現場情報から上位稼働監視システムまで体系的にアピールした。今年はシステムインテグレータや協力会社と協業しながら、自社製・他社製を問わずさらに幅広い商品をラインナップすることで、IoEの導入に向けてスモールスタートを実現させるソリューションを提供していきたい。

19年3月にWEBサイトの全面リニューアルとともに、4月からはECサイトを立ち上げた。課題解決型のWEBサービスの実現を目指して取り組みを加速していくとともに、ECでは他社商品も扱うことで商品の数と幅を広げていく。

 

【各社トップが語る2020】目次アーカイブはコチラ