【各社トップが語る2020】アズビル「生産性改革でより創造的に」北條良光 取締役執行役員常務

アズビル 北條良光 取締役執行役員常務

 

当社を取り巻く事業環境は、一昨年夏頃から続いていた停滞局面から、半導体市場は少し回復の兆しが見えるが工作機械は逆に悪化方向に向かっているなど、少し変化が見られるもののまだ先行きが読めない状況である。

一方、人手不足を背景とした合理化・省力化投資の促進は今年度も継続すると予測。また、米中貿易摩擦や各地で起こっている政治的、軍事的紛争などの地政学的リスクに伴う不安定要素にも十分な注意を払う必要がある。

このような環境の中、「人を中心としたオートメーション」の理念のもと、当社ならではのソリューションを展開。昨年11月に開催された「IIFES2019」では、「生産性改革で、人は“より創造的な世界”へ-アズビル×スマートIoTが加速する-」を掲げ、アズビルのIoT・AIが製造現場での新しいサービスの形として,コンセプトを脱し実装ベースへ進化している商品やその活用事例などを紹介した。

例えば制御機器階層でIoTを実現するグラフィカル調節計「形C7G/C7S」は、プロセスデータと操作量(制御信号)から制御ループの挙動の変化を定量的に把握するヘルスインデックスという指標を新たに開発し、制御の健全性の可視化や故障予兆検出機能によって予防保全へとつなげられる。

また、製造現場の操業データを用いて設備の異常予兆を早期に検知する「BiG EYES」は、主に連続プロセス市場での運用が進んでいるが、昨年はバッチプロセス市場向けの商品を発売し、多品種少量生産のバッチプロセスにも対応できるようになった。

センサやアクチュエータのモニタリング~各種状態情報を元にした管理・診断・最適運転という流れの中で、装置や設備のライフサイクルや稼働率向上に貢献できる商品やソリューションを、今後もお客様に提案していきたい。

 

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